トマトがおいしい季節です。露地物は夏に多く出荷されますが、味わいがいいのは、春から初夏と秋だそう。トマトは高温多湿を嫌うため、日当たりが良く、ほど良く乾燥している時期の方が糖度が上がりおいしくなります。
美肌効果のあるビタミンCが豊富でミネラルや食物繊維などもバランスよく含まれています。また、あの赤の色素成分リコピンは、抗酸化作用が高いことで知られています。リコピンは熱に強いので加熱してもなくなりません。
この数年は、大玉のトマトよりミニトマトが人気で、市場での取り扱いもミニトマトのほうが多くなってきているそうです。
今回は、大玉トマトを使いますが、同量のミニトマトに置き換えて作ってもOK。トマトに辛みの優しい新玉ねぎを合わせて煮込む、テッパンの一皿をご紹介します。
ひき肉は、ボロネーゼ=いわゆるミートソースのように炒めてもいいのですが、今回は、少し手でまとめてから加え、ミニミートボールのような仕上がりにしましょう。ごはんにも、パスタにも合います。冷蔵で4日、冷凍で3週間、保存可能です。
新玉ねぎトマト煮込み
材料(作りやすい分量)
新玉ねぎ 2個(300g)
トマト 2個(300g)
合いびき肉 150g
塩 小さじ1
白ワイン 大さじ2(日本酒でも)
醤油 小さじ1
植物油 小さじ1
記事が続きます
作り方
① トマトは1.5㎝角に切る。新玉ねぎは薄切りにする。
② ボウルにトマトを入れて塩をふり、水けが出てくるまで2~3分おき、水けをきる。
③ 鍋に、植物油をひき、中火にかけ新玉ねぎをややしんなりするまで炒める。白ワイン、②を加えて蓋をして弱火で6~7分煮る。
④ ひき肉に醤油をもみこみ、手でつまみながら③に加える。ひき肉に火が入れば完成。ごはんと盛り合わせる。
※パスタにも合います。
※仕上げにイタリアンパセリ(分量外)をそえています。
簡単美味しい一品で、おうちごはんをより楽しく!